日経平均は反発、米株高・円安好感も上値追い鈍く

Fisco

発行済 2017年10月02日 15:46

更新済 2017年10月02日 16:00

日経平均は反発、米株高・円安好感も上値追い鈍く

日経平均は反発。
前週末29日の米国市場でNYダウは23ドル高となった。
また、トランプ米大統領が連邦準備理事会(FRB)次期議長の指名を巡りタカ派と目されるケビン・ウォーシュ元FRB理事と面会していたことが報じられ、為替相場は1ドル=112円台後半と円安推移していた。
本日の日経平均はこうした流れを受けて44円高からスタートすると、前場には20411.33円(前週末比55.05円高)まで上昇する場面があった。
しかし、一段の上値追い材料には乏しく、プラス圏での小動きが続いた。


大引けの日経平均は前週末比44.50円高の20400.78円となった。
東証1部の売買高は13億5584万株、売買代金は2兆0634億円だった。
業種別では、ゴム製品、鉄鋼、保険業が上昇率上位だった。
一方、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業、空運業が下落率上位だった。


個別では、売買代金トップの任天堂 (T:7974)やリクルートHD (T:6098)、ソフトバンクG (T:9984)、東エレク (T:8035)などがしっかり。
ファナック (T:6954)は2%超の上昇。
日銀が発表した9月全国企業短期経済観測調査(短観)が買い材料視されたようだ。
小野薬 (T:4528)はノーベル賞関連として関心を集め3%超高。
また、出資先の豪炭鉱会社からの配当が想定を上回った住石HD (T:1514)が商いを伴って急伸し、トーセ (T:4728)やミタチ (T:3321)などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、国内工場での不適切検査が判明した日産自 (T:7201)は一時5%を超える下落となった。
三菱UFJ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)、日本郵政 (T:6178)、三井住友 (T:8316)もさえない。
また、上期決算とともに通期予想の下方修正を発表したアダストリア (T:2685)や、OKAYA (T:6926)、安永 (T:7271)などが東証1部下落率上位に顔を出した。

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