(T:3654) ヒトコム 1988 +16買い優勢。
18年8月期の営業利益は前期比3割増の33億円程度で2期ぶりに過去最高となるとの業績観測が好感された。
売上高は7割増の610億円程度になるとみられる。
記事によると、家電量販店での格安スマホ販売の請け負いが伸びる他、人手不足が深刻な地方のスーパー向けの人材派遣、旅行会社向けなどに添乗員やガイドの派遣も好調に推移する見通しのようだ。
今年6月末に買収したビービーエフも通期寄与する。
(T:6740) JDI 274 +53急反発。
グループ会社のJOLEDが有機ELを低コストで生産できる独自方式の開発にメドをつけたと報じられている。
韓国勢に比べてテレビ向けパネルを最大4割安くできる見通しのようだ。
今後、本格的な普及期を迎える有機EL事業での巻き返しが期待される状況になっているもよう。
量産に向けた投資資金確保のため、国内数十社に出資の打診を始めたともされている。
(T:3092) スタートトゥ 3340 -125続落。
アマゾンジャパンが日本でファッション市場を本格開拓すると報じられている。
ネット販売を強化するために世界最大の撮影スタジオを都内に設けるもよう。
商品開発にまで踏み込むなど、同社が展開している「ゾゾタウン」と類似する事業モデルとなっており、今後の競争激化が想定される状況に。
アパレルネット通販での一人勝ち状況には今後変化が生じるとの見方が先行へ。
(T:7915) 日写印 3230 +155大幅続伸。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を4200円としている。
2017年発売の北米スマホOLEDモデルのタッチパネルセンサを同社が100%供給することを主因に業績の急拡大を予想、株価は業績拡大確度の高さをほとんど織り込んでいないと指摘している。
18.12期営業利益は227億円までの急拡大予想としているようだ。
(T:9672) 都競馬 3580 +230大幅続伸。
いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを5000円としている。
地方競馬市場の成長を背景に、インターネット投票システム「SPAT4」の売上拡大を見込むとしているもよう。
17.12期営業利益は会社計画の52.4億円を上回る57億円、前期比11%増益を予想、さらに、来期、再来期も2ケタの利益成長が続くと見込んでいるようだ。
(T:9983) ファーストリテ 33900 -270買い先行もマイナス転換。
9月の既存店売上は前年同月比6.3%増、2カ月ぶりのプラス転換となった。
客数が同3.9%増、客単価が同2.3%増とともに順調な推移、気温低下の追い風に加え、キャンペーン商品やウィメンズのジーンズが好調だったもよう。
シーズン立ち上がりの販売好調は、晩期の根引き抑制につながるため、採算面でのサポート要因との指摘も。
なお、後場には利食い優勢の展開に。
(T:8342) 青森銀 3480 -360大幅続落で年初来安値更新。
261万株の公募増資、並びに、オーバーアロットメントによる売出39万株を実施すると発表。
最大で14.6%の希薄化につながることから、株式価値の希薄化や需給悪化を嫌気する動きとなっている。
発行価格の決定期間は10月11日から17日まで、調達資金の使途としては貸出金などの運転資金に充てるようだ。
(T:2685) アダストリア 2469 +85続伸。
前日に9月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比2.0%増となり、4カ月ぶりのプラスに転換している。
客単価は引き続き伸び悩んでいるが、客数の増加がけん引した。
他の衣料品専門店もプラスを確保するところが多く、大きなサプライズはないものの、6-8月は前年割れが続き、そのたびに株価の悪材料とされてきた経緯があるため、短期的な安心感へとつながったようだ。
(T:4751) サイバー 3240 -130大幅反落。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では業績予想を下方修正。
AbemaTVにおいては、広告売上高を減額修正する一方、制作費を増額修正しており、ゲーム事業においては、既存タイトルの売上高予想を減額修正したもよう。
18.9期営業利益は393億円から333億円に減額、コンセンサス368億円を下回ると予想、19.9期も513億円から407億円に減額。
なお、目標株価は3400円を継続。
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