(T:5301) 東海カーボ 1306 +173大幅続伸。
18年4月納入分からの国内黒鉛電極の値上げを発表、今回の値上げで価格は現在の2倍強になるとみられ、過去最高の09年の価格を上回ってくるもよう。
想定以上の値上げ幅とされており、収益拡大に直結するとの期待感が先行。
日本カーボン (T:5302)やSECカーボン (T:5304)などもつれ高する展開になった。
(T:9681) 東京ドーム 1168 +54大幅反発。
前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は96.6億円で前年同期比11%減益となった。
通期計画は110億円で前期比13%減益、従来予想から据え置きとなっている。
直近四半期の8-10月期も前年同期比13%減と2ケタの減益に。
ただ、施設改装や閉鎖の影響が減益要因であり、本業は順調に推移。
サプライズの少ない決算が買い戻しの動きにもつながる形のようだ。
(T:1951) 協エクシオ 2861 +137大幅続伸。
野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」、目標株価も2260円から3070円に引き上げ。
前年同月比で受注は減少も、減少幅は小幅となってきており、繰越工事の増加基調継続から19.3期も好業績が続く可能性が高まったと評価。
コムシス (T:1721)
の投資判断も格上げしているが、楽天 (T:4755)の周波数割当申請については現状不透明感が強く、格上げの背景にはしていないようだ。
(T:6037) ファストロジク 2080 -428大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は0.8億円で前年同期比64%減益になったことが嫌気された。
通期予想は公表していないものの、これまで高い収益成長を続けてきたことで、大幅減益決算にはネガティブなインパクト。
売上は2ケタ増となっているものの、物件掲載数の伸び悩みで伸びは鈍化、積極的な広告宣伝費の投入が減益要因につながった。
(T:4666) パーク24 2950 +122大幅続伸。
前日に前10月期の決算を発表している。
営業利益は205億円で前期比4%減益、9月の下方修正値203億円の水準で着地。
一方、今期は225億円で同10%増益見通しとしており、収益回復予想が評価される展開となった。
タイムズ駐車場運営台数の拡大基調が続くほか、レンタカーやカーシェアリングの利用台数も増加、8月に買収した英国の駐車場運営会社の業績も収益上積み要因に。
(T:1435) インベスターC 7340 +370大幅反発。
12月31日を基準日として1:5の株式分割を実施すると前日に発表、買い材料視される展開となった。
株式の流動性の高まり、投資家層のさらなる拡大につながるとの期待感が先行へ。
1単元以上を保有する株主に対して、クオカード3000円分を贈呈する株主優待制度を据え置くとしていることで、実質的に株主優待制度は大幅に拡充されることになる。
(T:4284) ソルクシーズ 1008 +150ストップ高。
仮想通貨関連銘柄として台頭する展開になった。
一部季刊誌では、SBIグループ (T:8473)が開設予定の仮想通貨取引所運営システム構築支援で中核を担う企業と紹介されている。
仮想通貨関連分野への展開で、足元はSBIの株価上昇が目立っていたこともあり、関連銘柄として出遅れ感が急速に台頭する状況となっているもようだ。
(T:6773) パイオニア 219 +8反発。
走行空間センサー「3D-LiDAR」が、エヌビディアの自動運転車開発プラットフォーム「NVIDIA DRIVE PX」に対応と発表している。
「3D-LiDAR」は、遠方の物体までの高精度な距離の測定や、物体の大きさを検出できるセンサーで、物体形状の把握も可能なため、自動運転に不可欠なキーデバイスとされている。
今後の対応協議次第では、大きな収益インパクトも期待できるといった見方が先行へ。
(T:5423) 東製鉄 977 -71大幅反落。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「売り」、目標株価も1000円から800円に引き下げ。
中国鉄鋼業界における供給能力の削減や域内への鋼材輸出の構造的な減少は、鉄スクラップや人造黒鉛電極の上昇といった電炉業界に複数の構造的なコストアップ要因をもたらしていると指摘。
段階的な製品価格値上げを織り込んでも、来期は営業減益を意識せざるを得ないとの見方。
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