6日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり2銘柄、値下がり223銘柄、変わらずなしとなった。
日経平均は急落。
5日の米国市場でNYダウは1175ドル安と史上最大の下げ幅となった。
長期金利の上昇に対する警戒感から資金引き揚げの動きが広がった。
本日の東京市場でも投資家のリスク回避姿勢が続き、日経平均は415円安からスタートすると下げ幅を広げる展開となった。
後場に入ると一時21078.71円(前日比1603.37円安)まで下落し、取引時間中としては約17年10カ月ぶりの下げ幅を記録した。
ただ、引けにかけて500円超下げ幅を縮めて取引を終えた。
東証1部銘柄の約98%が下落する全面安の展開だった。
大引けの日経平均は前日比1071.84円安の21610.24円となった。
東証1部の売買高は31億5571万株、売買代金は5兆6483億円で、売買代金は13年5月以来の高水準となる。
業種別では、前日に続き全33業種がマイナスとなり、ガラス・土石製品、金属製品、非鉄金属、ゴム製品、化学が下落率上位だった。
値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となり、1銘柄で日経平均を約94円押し下げた。
売買代金上位は軒並み大幅安となり、ファーストリテは5.5%安で本日の取引を終えた。
日経平均構成銘柄の下落率トップは日電硝 (T:5214)で12.5%安、同2位は塩野義 (T:4507)で9.4%安だった。
日電硝は今期の減益見通しがネガティブ視され、塩野義は前日の第3四半期決算発表後から売りに押されている。
一方、値上がりしたのは前引け時点と同様にマルハニチロ (T:1333)、三菱自 (T:7211)の2銘柄のみだった。
マルハニチロは終値で3.8%高となり、堅調ぶりが目立った。
今期経常利益見通しを従来の250億円から275億円(前期比1.3%減)に上方修正している。
三菱自も今期営業利益見通しを700億円から950億円(前期は51億円)に上方修正した。
市場コンセンサスは900億円程度だった。
*15:00現在
日経平均株価 21610.24(-1071.84)
値上がり銘柄数 2(寄与度+0.49)
値下がり銘柄数 223(寄与度-1072.33)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:1333) マルハニチロ 3255 120 +0.45
(T:7211) 三菱自 830 12 +0.04
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテ 44000 -2540 -94.25
(T:6954) ファナック 27705 -1320 -48.98
(T:9984) ソフトバンクG 8369 -431 -47.98
(T:8035) 東エレク 18785 -910 -33.77
(T:6367) ダイキン 12150 -695 -25.79
(T:6971) 京セラ 6398 -335 -24.86
(T:9433) KDDI 2649 -106.5 -23.71
(T:4507) 塩野義 5534 -571 -21.19
(T:4063) 信越化 11140 -540 -20.04
(T:6762) TDK 9280 -520 -19.29
(T:4452) 花王 7439 -504 -18.70
(T:8028) ユニー・F 7240 -440 -16.33
(T:4543) テルモ 5030 -220 -16.33
(T:6988) 日東電 8793 -438 -16.25
(T:6098) リクルートHD 2454 -146 -16.25
(T:6506) 安川電 5020 -420 -15.58
(T:4911) 資生堂 5360 -369 -13.69
(T:4523) エーザイ 5953 -369 -13.69
(T:9613) NTTデータ 1211 -65 -12.06
(T:4502) 武田 5993 -324 -12.02
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