日経平均は5日ぶり大幅反発、下げ過ぎ意識し買い戻し
Fisco
発行済 2018年08月14日 16:06
更新済 2018年08月14日 16:20
日経平均は5日ぶり大幅反発、下げ過ぎ意識し買い戻し
13日の米国市場でNYダウは125ドル安と4日続落したが、トルコリラ急落を受けて10日と13日の2営業日で計740円下落した日経平均は
「過剰反応」との指摘も多く、本日は195円高と反発してスタートした。
前場の日経平均は22100円を挟んでもみ合う場面が多かったが、後場に入ると一段高となり高値引けした。
トルコリラの下げ一服に加え、円相場が1ドル＝110円台後半と前日より円安方向に振れたことも支援材料となり、日経平均先物に断続的に買い戻しが入った。
大引けの日経平均は前日比498.65円高の22356.08円となった。
東証1部の売買高は12億0624万株、売買代金は2兆0533億円だった。
業種別では、全33業種がプラスとなり、倉庫・運輸関連業、精密機器、情報・通信業、陸運業、電気・ガス業が上昇率上位だった。
個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクＧ (T:9984)とファーストリテ (T:9983)が4％
前後の上昇。
ソフトバンクＧは一部証券会社の目標株価引き上げが観測された。
スズキ (T:7269)も5％高と上げが目立った。
その他売買代金上位では任天堂 (T:7974)、ソニー (T:6758)、トヨタ自 (T:7203)、三菱ＵＦＪ (T:8306)、ファナック (T:6954)などがしっかり。
中小型株では好決算のＶテク (T:7717)が商いを伴って急伸した。
また、アミューズ (T:4301)や光通信 (T:9435)、キュービーネットＨＤ (T:6571)などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
一方、東海カーボ (T:5301)、ＳＵＭＣＯ (T:3436)、武田薬 (T:4502)などが軟調で、三井住友 (T:8316)やみずほ (T:8411)は小幅に下げた。
決算発表銘柄ではワタミ
(T:7522)などが急落。
また、ワイヤレスＧ (T:9419)や新川 (T:6274)が東証1部下落率上位に顔を出した。
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が書いた: Fisco
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