日経平均寄与度ランキング（大引け）～ 日経平均は続落、ソフトバンクGが1銘柄で日経平均を約34円押し下げ
Fisco
発行済 2018年11月16日 16:32
日経平均寄与度ランキング（大引け）～ 日経平均は続落、ソフトバンクGが1銘柄で日経平均を約34円押し下げ
日経平均は続落。
前日の米国株式相場では、米中高官協議が本格化し、貿易摩擦問題収束への楽観的な見方が広がったほか、パウエルFRB議長が米経済への自信を示したことも好感されて上昇した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の21935円となり、やや買いが先行する形の寄り付きとなった。
朝方はアップル株の下げ止まりを背景に電子部品関連中心に買い戻しが先行したものの、米半導体大手による低調な業績見通しを受けて、東京市場でも値がさハイテク株中心に売り込まれる展開となり、日経平均が3ケタの下げとなった。
中国株の動向を受けて下げ幅を縮小する場面もあったが、総じて戻りは鈍く、大引けにかけて手仕舞い売りもかさんだ。
大引けの日経平均は前日比123.28円安の21680.34円となった。
東証1部の売買高は14億2466万株、売買代金は2兆5593億円だった。
セクターでは、その他製品が4％の下落となったほか、パルプ紙や金属製品がさえない一方で、鉱業は2％を超える上昇となった。
値下がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)で、1銘柄で日経平均を約34円押し下げた。
同2位は東エレク (T:8035)で、ダイキン (T:6367)や信越化 (T:4063)、ファナック (T:6954)などが続いた。
米エヌビディアや米アプライドマテリアルズなどの半導体関連銘柄の低調な業績見通しを受け、国内でも半導体関連株が売られる展開となった。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップは昭和電工 (T:4004)で8.61％安、同2位はSUMCO (T:3436)で7.96％安だった。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)で1銘柄で日経平均を約20円押し上げた。
同2位はユニファミマ (T:8028)で、テルモ (T:4543)やKDDI (T:4519)、中外薬 (T:4519)などが続いた。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは大日住薬 (T:4506)で4.85％高、同2位は国際帝石 (T:1605)で2.81％高だった。
京大の研究チームがiPS細胞を使いキラーT細胞の作成に成功したと伝わると、iPS関連として、大日住薬などに関心が向かった。
また、原油相場の続伸で下落基調に歯止めとの見方から、国際帝石などにも買いが向かった。
*15:00現在
日経平均株価 21680.34(-123.28)
値上がり銘柄数 84(寄与度+102.85)
値下がり銘柄数 137(寄与度-226.12)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテ 59850 540 +20.01
(T:8028) ユニファミマ 15270 290 +10.74
(T:4543) テルモ 6164 125 +9.26
(T:9433) KDDI 2527.5 37.5 +8.34
(T:4519) 中外薬 7080 180 +6.67
(T:4506) 大日住薬 2938 136 +5.04
(T:4452) 花王 8015 110 +4.08
(T:1925) 大和ハウス 3431 76 +2.82
(T:4507) 塩野義 7547 63 +2.33
(T:4523) エーザイ 10050 62 +2.30
(T:4151) 協和キリン 2273 57 +2.11
(T:9766) コナミHD 4870 45 +1.67
(T:8766) 東京海上 5401 87 +1.61
(T:5901) 洋缶HD 2441 41 +1.52
(T:6326) クボタ 1906 31 +1.15
(T:4021) 日産化学 5780 30 +1.11
(T:2502) アサヒ 5027 30 +1.11
(T:5332) TOTO 4455 60 +1.11
(T:8830) 住友不 4137 25 +0.93
(T:9022) JR東海 22055 240 +0.89
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9984) ソフトバンクG 8802 -307 -34.12
(T:8035) 東エレク 14400 -640 -23.71
(T:6367) ダイキン 11715 -485 -17.97
(T:4063) 信越化 9430 -376 -13.93
(T:6954) ファナック 18640 -370 -13.71
(T:6857) アドバンテ 2164 -177 -13.11
(T:6762) TDK 8800 -150 -5.56
(T:4578) 大塚HD 5195 -147 -5.45
(T:6971) 京セラ 5809 -68 -5.04
(T:6506) 安川電 3285 -135 -5.00
(T:5301) 東海カ 1492 -123 -4.56
(T:6758) ソニー 5690 -119 -4.41
(T:4502) 武田 4293 -114 -4.22
(T:9613) NTTデータ 1349 -21 -3.89
(T:4324) 電通 5060 -100 -3.70
(T:7270) SUBARU 2532.5 -98 -3.63
(T:4568) 第一三共 4064 -91 -3.37
(T:4704) トレンド 6300 -80 -2.96
(T:5002) 昭和シェル 1824 -74 -2.74
(T:7735) スクリン 5410 -340 -2.52
アプリを入手する
が書いた: Fisco
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。