24日のテンセント・ホールディングス(HK:0700)は1.5%安である。中国規制当局は同社のニュースアプリを「インターネットにおいて有害な、俗悪で低俗なコンテンツである」と述べた。
サウスチャイナモーニングポスト紙によると、国家インターネット情報弁公室(CAC)の各メディアへの通達では、テンセントのニュースアプリ「天天快報」を名指しし、「低俗でネガティブな情報」を拡散することで「インターネットのエコシステムに害を及ぼした」と批判したとのこと。
同アプリは去年4月に、当局からコンテンツの変更を指示されており、中国のアンドロイドストアから削除された。
テンセントは業務の見直しを指示されている。当局からの通達では、過去6か月で約9382のアプリを削除し、733のウェブサイトを閉鎖したことを明らかにした。
今週、同社のゲームは再び中国規制当局からの認可を受けられなかったため、同社株は下押し圧力を受けている。
12月、中国政府当局は10ヶ月にも及ぶゲームの認可停止を解禁し、計260のゲームに認可を与えた。しかし、その中にテンセントのゲームは含まれていなかった。