中国ナインボット、自動で充電拠点に戻る電動スクーター発表

Reuters

発行済 2019年08月17日 08:12

中国ナインボット、自動で充電拠点に戻る電動スクーター発表

[北京/香港 16日 ロイター] - 電動スクーターの製造を手掛ける中国のセグウェイ・ナインボットグループは16日、自動で充電ステーションに戻る電動スクーターを発表した。急成長している電動スクーターのシェアサービスに貢献する可能性がある。

高禄峰会長兼最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、新たな電動スクーターには人工知能(AI)が搭載され、クラウド上で遠隔操作が可能とし、スクーターのシェアサービスを大きく改善すると述べた。

スクーターのシェアサービスを展開している企業は現在、再充電するためにスクーターの回収を人手で行っている。

セグウェイ・ナインボットは、新たな電動スクーターは米配車サービス大手のウーバー (N:UBER)やリフト (O:LYFT)に納入される可能性があるとした。ウーバーとリフトはコメント要請に応じていない。

新たな電動スクーターの価格は約1万元(1420ドル)となる見込み。従来のスクーターの価格は100─300ドル。