米政府が加州の燃費基準取り消し案、より緩やかな規制に統一へ

Reuters

発行済 2019年09月06日 11:20

米政府が加州の燃費基準取り消し案、より緩やかな規制に統一へ

[ワシントン 5日 ロイター] - 米環境保護局(EPA)と米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)は、カリフォルニア州に認めている独自の自動車燃費基準設定の権限を取り消し、州政府による独自の基準設定を阻止する案をホワイトハウスに提出する見通しだ。関係筋が5日明らかにした。

EPAは2018年8月、オバマ前政権が定めた2025年までの燃費基準を撤回する計画の一環として、カリフォルニア州が2013年に認められた権限の取り消しを提案した。[nL4N1UT5DW]

EPAとNHTSAは、カリフォルニアや他の州政府への対応に関するルールをまず定めた上で、年次の燃費基準の設定を完了する見通しだ。

関係筋によると、カリフォルニア州が1990年に導入した低公害車に関する基準は取り消しの対象にならないという。