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関税延期というトランプ砲炸裂で日経平均は続伸。ECB理事会までは様子見となるか

発行済 2019-09-12 11:01
更新済 2019-09-12 13:22
© Reuters.  関税延期というトランプ砲炸裂で日経平均は続伸。ECB理事会までは様子見となるか

前日の米国市場は主要3指数揃って上昇した。中国が対米関税から一部製品を除外したことによって米中関係緩和期待が継続し、ECBやFRB等中央銀行への金融緩和期待も合わさって引き続きの上昇となった。新型アイフォンを発表したアップル (NASDAQ:AAPL)株も上昇している。

世界的なリスクオンの流れに沿って、米10年債利回りは1.82%上昇し、1.765%となった。ドル/円は108.05円と108円台まで円安が進んでいる。

10時35分時点で上海総合指数は0.31%高、香港ハンセン指数は0.07%高とアジア株式市場は概ね上昇している。ドル/オフショア人民元は0.20%安、ドル/ウォンは0.22%安。

日経平均株価は2万1785円と続伸。今朝の対中関税率の引き上げ(25%から30%)を10月1日から15日へと延期するとのトランプ大統領の発表で大きく上昇した。日経平均は一時2万1800円台まで上昇し、日足のRSIは71.1751と買われすぎゾーンに到達している。昨日の上昇はSQ週らしい上昇といえたろうが、本日までの上昇は9月4日の安値から見ると1200円以上となり、さすがに短期的に上げ過ぎという感は否めない。本日はECB理事会があり、期待が高いだけに事前予想程度の内容だと売り材料になる可能性もある。

ダウ平均先物は27273ドルと過去最高値に約100ドル近くまで上昇している。米中貿易協議にしてもFRBやECB等の金融緩和にしても相当の期待先行で株高となっただけに、ECB理事会やFOMCの終了をきっかけに材料出尽くしで売りが強まる可能性もある。来週はFOMCの他に日銀の金融政策決定会合もあるとはいえ、もうそろそろ上昇トレンドの一旦の終了を意識した方がいいかもしれない。

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