クレディ・スイスCEO、元幹部の内偵に関与せず COO辞任

Reuters

発行済 2019年10月01日 17:19

クレディ・スイスCEO、元幹部の内偵に関与せず COO辞任

[チューリヒ 1日 ロイター] - スイスの銀行大手クレディ・スイス (S:CSGN)は1日、同行の元幹部が内偵されていた問題で、ティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)が内偵を指示した事実はなかったと発表した。

ピエールオリビエ・ブエ最高執行責任者(COO)は引責辞任する。

同行ではウェルスマネジメント部門の責任者イクバル・カーン氏が7月に突然退社し、ライバルのUBSに移籍。クレディ・スイスは私立探偵を雇い、9月4日─17日までの7営業日間、カーン氏の行動を監視していた。