ボーイング737NG、世界中の点検で810機のうち38機に亀裂発見

Reuters

発行済 2019年10月11日 09:10

ボーイング737NG、世界中の点検で810機のうち38機に亀裂発見

[ワシントン 10日 ロイター] - 米ボーイング (N:BA)は10日、同社製小型旅客機737ネクストジェネレーション(NG)について世界中の航空会社が810機を検査したところ、38機で亀裂が見つかり、修理と損傷した部品の交換が必要になっていると明らかにした。

同社や航空各社によると、修理が実施されるまでこれらの737NGは運航が停止される見通し。胴体と翼の骨組みを接合する部品に亀裂が生じていたことが分かったという。

737NGは、737シリーズ第3世代版で現在運行停止中の737MAXの1つ前のタイプ。737MAXは、今のところこうした亀裂問題は関係していない。