白鳩---2Q受注件数と数量は好調に推移するも、客単価の減少により前年実績下回り

Fisco

発行済 2019年10月17日 09:01

更新済 2019年10月17日 09:20

白鳩---2Q受注件数と数量は好調に推移するも、客単価の減少により前年実績下回り

白鳩 (T:3192)は11日、2020年2月期第2四半期(19年3月-8月)決算を発表した。

売上高が26.16億円、営業損失が0.36億円、経常損失が0.55億円、四半期純損失が0.70億円となった。

2019年2月期が決算期の変更により2018年9月1日から2019年2月28日までの6ヶ月間となっているため、2020年2月期第2四半期における対前年同四半期増減率については記載していない。

2019年6月に、国内外合わせて15店舗目となるファストファッション通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」に出店し、F1層をターゲットに販路拡大に努める一方、同年7月にはオリジナルハイブランド「MATOW(マトウ)」を発表し、品揃えの強化と新たな顧客層の獲得に努めた。

しかし、2018年より続く運賃値上げによる影響、さらには業態を超えた企業間競争の激化などにより、引き続き厳しい環境が続いた。

特に第2四半期においては、予定していたシステム販売が、開発の遅れから第4四半期にずれ込んだこと、国内サイトにおいては、引き続き受注件数と数量は好調に前年を上回ったが、主力のブラセット等、ファンデーションの販売数量が伸びず、また送料無料商品の単品購入が増加したことにより、客単価が減少し、前年実績を下回る結果となった。

2020年2月期通期の業績予想については、売上高が56.68億円、営業利益が0.50億円、経常利益が0.30億円、当期純利益が0.10億円とする期初計画を据え置いている。

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