[シンガポール 21日 ロイター] - シンガポール政府の投資機関テマセク・ホールディングス (TEM.UL)は、同国の複合企業ケッペル・コープ (SI:KPLM)の経営権を約41億シンガポールドル(30億1000万米ドル)で取得することを提案した。
両社が21日、明らかにした。
リフィニティブのデータによると、テマセクは3月時点ですでにケッペル株21%超を保有している。
ケッペルによると、テマセクの子会社が、ケッペル株を1株当たり7.35シンガポールドルで取得する。直近の株価に26%近いプレミアムを上乗せした。
ケッペルはリグ建設、不動産開発など、様々な事業を展開している。ケッペル株は21日午前に売買停止となった。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191021T064636+0000