米軍のシリア油田防衛、イランとロシアが非難

Reuters

発行済 2019年10月30日 10:43

米軍のシリア油田防衛、イランとロシアが非難

[ジュネーブ 29日 ロイター] - イランとロシアは29日、トランプ米大統領が、シリア北東部の油田保護を理由に米軍を残留させる決定したことを非難した。

トランプ大統領は27日、エクソンモービル (N:XOM)を含む米石油メジャーにシリアで油田操業を担わせる可能性に言及した。これについて法律やエネルギー業界の専門家からは違法で非倫理的などという批判の声が上がった。

エスパー米国防長官は25日、過激派組織「イスラム国(IS)」が勢力を拡大して油田を掌握することがないよう、米国がシリアの油田地帯に戦車などを投入し、軍の存在を拡大させると述べた。