ドイツ銀、第3四半期は8.32億ユーロの赤字 リストラ費計上

Reuters

発行済 2019年10月30日 18:52

ドイツ銀、第3四半期は8.32億ユーロの赤字 リストラ費計上

[フランクフルト 30日 ロイター] - ドイツ銀行 (DE:DBKGn)が発表した第3・四半期決算は、8億3200万ユーロ(9億2435万ドル)の赤字となった。大規模なリストラ費を計上したほか、主力の債券取引部門の業績が悪化した。

赤字は2四半期連続。第2・四半期は31億5000万ユーロの赤字、前年同期は2億2900万ユーロの黒字だった。

多くのアナリストは、同行が第3・四半期にどの程度のリストラ費を計上するのか不透明だとして、利益の予想を出していなかった。

収入は15%減の53億ユーロ。リフィニティブがまとめた予想は56億ユーロだった。株式業務からの撤退が響いたとしている。

主力の債券取引部門の収入は13%減。投資銀行業務の低迷が続いていることが浮き彫りとなった。