[8日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ・グループ (N:BABA)が香港への株式上場に向け、11月の最終週に売り出しを開始する計画であることが関係筋の話で明らかになった。
アリババは、香港IPO(新規株式公開)で100億─150億ドルの調達を目指している。ディーロジックのデータによると、新たに別の国で上場するケースとしては、過去最大規模という。
事情に詳しい2人の関係筋によると、アリババは14日に香港の上場委員会に上場許可を申請する予定。
アリババのコメントは得られていない。
すでに中国国際金融(CICC)とクレディ・スイスを幹事会社に指定しているが、早ければ来週にも幹事を数社増やす可能性がある。
アリババは2014年にニューヨークに上場。香港には8月に上場する方向で準備していたが、抗議活動の激化で棚上げにしていた。