ウィーワーク、共有オフィスのデスク倍増へ 開設準備進む

Reuters

発行済 2019年11月11日 09:54

ウィーワーク、共有オフィスのデスク倍増へ 開設準備進む

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 共用オフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーは8日、10月の投資家向け説明会で示した資料を公表した。資金難の同社がコスト削減を計画する中でも、共用オフィスで稼働するデスク数が倍近くに増える見通しであることが示された。

ウィーカンパニーは9月末、新規株式公開(IPO)計画を撤回。10月には、大株主のソフトバンクグループ (T:9984)から最大95億ドルの支援策を受けることが決まった。

ウィーカンパニーが公表した資料は、ソフトバンクによる支援が決まる約2週間前の10月11日に行った説明会で示された。

資料によると、第3・四半期時点で、ウィーワークはすでにリース済みのオフィスに45万のデスクを開設する計画で、これらが稼働すれば、デスク数はすでに稼働中の52万から倍近くに増える見込み。