[東京 14日 ロイター] - Zホールディングス(HD) (T:4689)とLINE (T:3938)は買い気配。ZHDは14日、LINEとの経営統合報道について「協議を行っていることは事実」とするコメントを発表。LINEも「企業価値向上のための施策の一つとして検討を進めている」と発表した。市場からは「好材料。スマホ決済などでシナジー効果が発揮され成長が加速する。最近ネガティブな話が多いソフトバンクグループ (T:9984)にもいい影響が出てくるのではないか」(国内証券)との声が出ていた。
関係筋が13日、明らかにしたところによると、両社は経営統合に向けて調整中で、月内にも基本合意する方向。Zホールディングスを傘下に収めるソフトバンク (T:9434)と、LINEの親会社である韓国ネイバー (KS:035420)を含めた交渉をしている。ソフトバンクとネイバーが折半出資する共同出資会社を設立し、ZHDの筆頭株主になる統合案などが検討されている。