前場の日経平均は反発、高値警戒感和らぎ買い先行に

Reuters

発行済 2019年11月15日 12:13

前場の日経平均は反発、高値警戒感和らぎ買い先行に

[東京 15日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日164円16銭高の2万3305円71銭となり、反発した。前日の米国株式市場は小動きだったため手掛かりにならない中、直近の下げで高値警戒感が和らいだことが手伝い、買い戻しや押し目買いに堅調となっている。このところドル安/円高に振れ気味だった為替相場が落ち着いていることも安心感を誘った。

14日の米国株式市場は、シスコシステムズ (O:CSCO)のさえない業績見通しが嫌気された半面、小売大手ウォルマート (N:WMT)の好決算が支援材料になるなど、好悪材料が入り混じった。S&P500が最高値を更新したものの、全体では小動きとなり、方向感を示す材料とはなっていない。