GSOMIA失効期限迫る、韓国「日本の譲歩なければ再考せず」

Reuters

発行済 2019年11月22日 13:20

GSOMIA失効期限迫る、韓国「日本の譲歩なければ再考せず」

[ソウル 22日 ロイター] - 日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)は、終了期限の23日午前0時で失効する可能性が高まっている。

米政府はGSOMIAの維持を求めているが、韓国政府は、まず日本政府が韓国向けの輸出管理強化措置を解除すべきだと主張。日本政府はGSOMIAの維持を訴えている。

韓国の康京和外相は21日、国会で「日本側が態度を変えない限り、再考しないというのが我々の立場だ」と発言。

河野太郎防衛相は、GSOMIAが失効しても日本の安全保障に直接影響はないとしながらも、韓国が破棄すれば、間違ったメッセージを北朝鮮などに送りかねないと主張。韓国が賢明な判断を下すと考えていると述べた。