マクドナルド、人工肉バーガー全米展開なら年2.5億個販売も=UBS

Reuters

発行済 2019年12月11日 10:08

更新済 2019年12月11日 10:21

マクドナルド、人工肉バーガー全米展開なら年2.5億個販売も=UBS

[10日 ロイター] - 米ファストフード大手マクドナルド (N:MCD)がカナダの一部の店舗で行っている試験で、ビヨンド・ミート社 (O:BYND)の植物由来の人工肉を使ったバーガーの販売数は1日当たり平均20─30個にとどまる一方、より人口の多い地域では1日100個に達している。スイス金融大手UBSの調査で明らかになった。

UBSによると、この数字はマクドナルドがこの「プラント・レタス・トマト」(P.L.T.)バーガーを全米の約1万4000店で正式に販売すれば、最終的に年間2億5000万個超を売り上げることを意味する。

ビヨンド・ミートにとっては、マクドナルドとの提携で年間売上高が最大3億2500万ドル押し上げられることになる。ただUBSは、マクドナルドが以前よりバーガー用のパテを複数のサプライヤーから調達している点に注意を促した。