前場の日経平均は反発、買い一巡後に上げ幅縮小 医薬品はしっかり

Reuters

発行済 2019年12月23日 12:01

[東京 23日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比42円23銭高の2万3858円86銭となり、反発した。前週末の米国株を好感して上昇スタートとなったが、買い一巡後は利益確定売りに押されて上げ幅を縮小した。個別には好材料の出た第一三共 (T:4568)が買われた。

米食品医薬品局(FDA)が20日、第一三共と英製薬大手アストラゼネカ (L:AZN)が共同で手掛ける進行性乳がんの治療薬を通常より3カ月前倒しで承認した。第一三共は朝方から買われて一時4%超高となり、1銘柄で日経平均を約11円押し上げる要因となった。