[23日 ロイター] - JPモルガン・チェース (N:JPM)のジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)の2019年の報酬が前年から50万ドル増え、3150万ドルとなったことが、当局への提出文書で明らかになった。
18年の3100万ドルから1.6%増となる。
JPモルガンはダイモン氏の報酬について、昨年および「長期にわたる」好調な業績を踏まえたものと説明した。取締役会は業績やリーダーシップなどを考慮して報酬を決めたという。
対照的に、モルガン・スタンレー (N:MS)の取締役会はジェームズ・ゴーマンCEOの2019年の報酬を7%減とした。同社は経費削減の一環として全社的にインセンティブ報酬を縮小した。それでもゴーマン氏の19年の報酬は2700万ドルと高水準だった。