航空各社が中国便の運航見直し、新型肺炎で運休相次ぐ

Reuters

発行済 2020年01月29日 19:59

航空各社が中国便の運航見直し、新型肺炎で運休相次ぐ

[29日 ロイター] - 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、世界の航空各社は中国便の運航の見直しや運休に動いている。

以下は、これまでに明らかになった各社の対応。

◎ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) (L:ICAG)

中国本土との直行便をすべて停止したと29日に発表。英政府は28日、国民に中国本土への不要不急の渡航を控えるよう求める勧告を出した。[nL4N29Y1UL]

◎カンタス航空 (AX:QAN)

アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)が29日、シドニーと北京を結ぶ路線の廃止を前倒しするか検討中と明らかに。同航空は昨年11月、中国の航空会社との競争激化や、ビジネスクラスの需要低迷を理由に、採算が悪化しているシドニー─北京線を廃止する方針を表明した。[nL4N29Y17N]

◎フィンランド航空(フィンエアー) (HE:FIA1S)

南京および北京便の運航を3月末まで休止すると発表。

◎ユナイテッド航空 (O:UAL)

需要の大幅減を受け、北京、香港、上海向け24便を2月1日から2月8日まで運休すると発表。

◎エア・カナダ (TO:AC)