フィアット、第4四半期利益7%増 新型肺炎で欧州工場に影響も

Reuters

発行済 2020年02月07日 02:17

フィアット、第4四半期利益7%増 新型肺炎で欧州工場に影響も

[ミラノ 6日 ロイター] - 自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA) (MI:FCHA) (N:FCAU)が6日公表した第4・四半期決算は、利益が7%増となった。北米市場が好調だったことや、中南米市場の業績も予想を上回った。

マンリー最高経営責任者(CEO)はアナリスト説明会で、2020年度の財務指針を堅持すると表明したが、中国で感染が拡大する新型コロナウイルスによる影響で2─4週間以内に欧州にある1工場の生産に支障が出る恐れがあると明かした。

調整後の支払利息・税控除前利益(EBIT)21億2000万ユーロ(23億ドル)で、ロイターのアナリスト予想(21億1000万ユーロ)とほぼ一致した。