エアバスの2019年通期決算は赤字、和解費用が響く

Reuters

発行済 2020年02月13日 19:19

エアバスの2019年通期決算は赤字、和解費用が響く

[トゥールーズ(フランス) 13日 ロイター] - 欧州の航空機大手エアバス (PA:AIR)が13日発表した2019年の通期決算は、純損益が13億6200万ユーロ(14億8000万ドル)の赤字に転落した。汚職疑惑を巡り、英米仏の検察当局と40億ドルの和解金の支払いで合意したことが響く。

一方、エアバスは2020年に営業利益を増やし、商用ジェット機880機の納入を目指すと表明した。

和解費用やその他の一時的項目を除く通期の調整済み営業利益は前年比19%増の69億4600万ユーロ。2020年には75億ドルを上回るとの見通しを示した。

売上高は11%増の704億7800万ユーロ。