[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;16726.95;-275.09TOPIX;1216.92;-19.42[寄り付き概況] 17日の日経平均は前日比275.09円安の16726.95円と大幅に続落で取引を開始した。
米国株式相場は大幅下落。
過去2週間で3回目のサーキットブレーカー発動となった。
NYダウが3000ドル近く下落した。
米連邦準備制度理事会(FRB)が週末に緊急追加利下げでゼロ金利政策に踏み切り、量的緩和を再開することを発表したものの、大規模緩和が逆に投資家の恐怖感に繋がり寄り付きでサーキットブレーカーが発動する状況。
その後も、トランプ大統領が会見で、新型コロナウイルスによる危機が7-8月頃まで継続する可能性を警告すると、下げ幅を一段と広げ安値圏で引けている。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比620円安の16220円。
安いところでは15860円まで売られる局面もみられていた。
円相場は1ドル106円20銭台で推移している。
この流れから、本日の日経平均は大幅続落スタートとなった。
下げ幅は一時600円を超えたものの、その後はやや下げ渋る展開となっている。
業種別では、建設業、海運業、金属製品、不動産業、ゴム製品、保険業、ガラス・土石製品、鉱業などを筆頭に全業種がマイナスで推移している。
売買代金上位では、コマツ (T:6301)、ソフトバンクG (T:9984)、東エレク (T:8035)、リクルートホールディングス (T:6098)、武田薬 (T:4502)などがマイナスで推移。
一方、NTTドコモ (T:9437)、オリエンタルランド (T:4661)、任天堂 (T:7974)などがプラスで推移している。