[東京 6日 ロイター] - オープンハウス (T:3288)は6日、プレサンスコーポレーション (T:3254)と資本業務提携し、プレサンスを持ち分法適用関連会社にすると発表した。山岸忍・前社長ら大株主から株式を取得し、議決権ベース(2019年9月末)で33%を保有する。取得は5月上旬を予定している。
プレサンスは昨年12月、創業者でもある山岸・前社長が学校法人「明浄学院」(大阪府)の土地売買代金に関する業務上横領事件を巡って逮捕された。オープンハウスは今回の提携で信用補完するほか、地域の相互補完を生かし、商品ラインアップの拡充などを目指している。
プレサンスは1997年設立のマンション開発・販売会社で東証1部上場。2019年3月期の会社説明資料によると、9年連続で過去最高の売上高・利益を更新しており、株主資本利益率(ROE)は22.1%(19年3月期)。JPX日経インデックス400に採用されるなど、これまで高収益を誇ってきた。
(内田慎一) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200406T141637+0000