米ジャンク債市場に資金流入、FRBの企業支援策受け

Reuters

発行済 2020年04月15日 01:05

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 今週に入り、リスクが高い米ジャンク債市場に投資資金が流入している。米連邦準備理事会(FRB)が前週打ち出した地方政府・一般企業に対する総額2兆3000億ドルの支援策が評価されているためだ。

FRBは9日、企業支援策の一環として社債買い入れの枠組みを拡充。投資適格級のみとしていた購入対象を、最近「投機的格付け」に格下げされたものも対象にすると発表した。これには低格付け債に投資する上場投資信託(ETF)購入も含まれている。