[16日 ロイター] - 米資産運用大手ブラックロック (N:BLK)が16日発表した第1・四半期決算(3月31日まで)は23%減益となった。コスト上昇などが重しとなった。一方、株価急落を背景にファンドから資金が流出し、第1・四半期末の運用資産は6兆4700万ドルと19年末の7兆4300万ドルから約1兆ドル減少した。
営業費用は30億3000万ドルと43%増加。純利益は8億0600万ドル(1株当たり5.15ドル)と、前年同期の10億5000万ドル(同6.61)ドルから減少した。
ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は、iシェアーズサステイナブル上場投資信託(ETF)には第1・四半期に過去最大となる100億ドルの資金流入が見られたと指摘。「変動が大きい市場の中で価格の透明性と漸増的な流動性を確保するために」投資家は債券ETFなどに回帰していると述べた。
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