Fisco
発行済 2020年04月27日 16:51
新興市場銘柄ダイジェスト:ケルは大幅に反発、日本興業がストップ高
(T:6312) フロイント 574 +80ストップ高。
21年2月期の営業利益予想を前期比79.1%増の10.00億円と発表している。
機械部門、化成品部門で営業力強化を図るとともに顧客ニーズに技術力で応える体制を整備し、開発・販売のグローバル展開を推進する。
同時に発表した20年2月期の営業利益は54.3%減の5.58億円で着地した。
21年2月期に増益基調に転換するとの見通しが好感され、買いが集まったようだ。
(T:4657) 環境管理 482 +80ストップ高。
20年6月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比11.7%増の2.85億円と発表している。
環境調査や応用測定、放射能で受注が伸び、増益に寄与した。
通期予想は前期比2.2%減の1.70億円で据え置いた。
第3四半期累計時点で既に通期予想を上回っており、上方修正を期待した買いが向かったようだ。
(T:5279) 日本興業 733 +100ストップ高。
20年3月期の営業利益を従来予想の4.20億円から5.27億円(前期実績2.43億円)に上方修正している。
高付加価値製品の拡販を推進したことが奏功し、利益が拡大する見込み。
また、投資有価証券の時価下落に伴う減損処理で投資有価証券評価損約0.74億円を特別損失に計上する。
純利益予想は2.20億円から2.70億円(同1.21億円)に引き上げた。
(T:4558) 中京医薬 464 -29大幅に続落。
20年3月期の営業利益を従来予想の1.14億円から0.71億円(前期実績0.05億円)に下方修正している。
新型コロナウイルスの影響で除菌消臭関連商品の販売が堅調だった。
一方、営業効率の改善などの施策が現場に浸透するまでに時間を要したほか、労務管理の負荷や商品委託先行による営業資材の投下などで上期の業績が出遅れたことが響いた。
営業人員の減少も利益を縮小させる要因となった。
(T:6919) ケル 798 +76大幅に反発。
20年3月期の営業利益を従来予想の7.97億円から10.26億円(前期実績7.91億円)に上方修正している。
車載機器や医療機器、遊技機器の各市場で受注が好調だった。
設備投資を効率化し、減価償却費が減少したことも利益を押し上げた。
年間配当は従来予想の36.00円から39.00円(前期実績39.00円)に増額修正した。
業績修正と増配が素直に好感され、買いが集まったようだ。
(T:9436) 沖縄セルラー 4110 +180大幅反発。
上限60万株(20億円)の自社株を取得すると発表。
自社株を除く発行済総数に対する割合は2.2%。
取得期間は5月18日から21年4月23日まで。
21年3月期の営業利益予想は前期比0.2%増の140億円。
auでんきや海底ケーブル取引が増加する見込み。
年間配当予想154円。
20年3月期の営業利益は7.9%増の139.66億円、年間配当は従来予想を上回る145円(前期実績130円)。
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