米ペイパル、第2四半期に決済需要回復見込む ネット販売急増

Reuters

発行済 2020年05月07日 08:49

[6日 ロイター] - 米決済サービス大手ペイパル (O:PYPL)は6日、新型コロナウイルス感染予防のための行動規制でオンライン販売が増加していることから、第2・四半期に決済需要が回復するとの見方を示した。時間外取引で同社株は8%上昇した。

4月の新規顧客は740万人の純増となり、増加数は過去最大だった。

同社のダニエル・シュルマン最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会議で「われわれの製品やサービスは今までにないほど必要とされている」と説明した。

第1・四半期決算は、貸倒損失引当金の積み増しにより87.4%の減益となった。ただ、アナリスト予想は上回った。