40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

中国SMIC、政府系ファンドによる22億ドル出資を確保

発行済 2020-05-18 15:02
更新済 2020-05-18 15:09
© Reuters. 中国SMIC、政府系ファンドによる22億ドル出資を確保

[上海 18日 ロイター] - 中国の半導体受託生産大手、中芯国際集成電路製造(SMIC) (HK:0981)は15日、同国の政府系ファンドから22億ドルの出資を取り付けたと発表した。

米国は同日、すでに禁輸措置対象に指定されている中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への輸出規制を強化し、同社が米国の技術やソフトを利用した半導体を間接的に取得できないようにする新たなルールを発表した。[nL4N2CX3YP]

SMICの発表文によると、半導体産業に特化した政府系ファンド、国家集成電路産業投資基金(大基金)傘下の幾つかのファンドがSMICの半導体工場の1つに共同で出資する。この結果、同社の登録資本金は35億ドルから65億ドルに拡大する。

一方、SMICの同工場の保有率は50.1%から38.5%に低下する。

同工場の生産能力は回路線幅14ナノメートルの半導体ウエハー換算で月間6000枚。同社によると、これを3万5000枚に引き上げる計画。

競合相手の台湾積体電路製造(TSMC) (TW:2330)は回路線幅7ナノメートルの製造プロセスを確立しており、5ナノメートルも展開している。

米アップル (O:AAPL)やファーウェイ、米クアルコム (O:QCOM)が調達している高機能の半導体製品は7ナノや5ナノの製造プロセスへの依存度が高い。

米政府がファーウェイへの輸出規制を強化したことで、同社のTSMCとの取引が制限されるとみられる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます