米エクスペディア、5月は需要回復 夏の休暇検討の動きも

Reuters

発行済 2020年05月21日 10:40

[20日 ロイター] - 米オンライン旅行代理店のエクスペディア・グループ (O:EXPE)は20日、キャンセル率が安定し、5月は需要が回復していると明らかにした。

この日発表した第1・四半期決算は予想以上の赤字だったが、明るい見通しを受けて株価は上昇した。

同社は、新型コロナで外出自粛を強いられた人々が夏の休暇を検討し始める中、バケーションレンタル事業Vrboに期待できると説明した。

第1・四半期の総予約高は39.2%減の178億9000万ドル。

同社帰属の純損失は13億ドル、1株当たり9.24ドル。前年同期の1億0300万ドル、同0.69ドルから大幅に赤字が拡大した。