米自動車業界団体、トランプ政権の燃費基準緩和に支持表明

Reuters

発行済 2020年05月25日 15:07

[ワシントン 22日 ロイター] - 主要自動車メーカーを代表する米国の団体は22日、オバマ前政権の燃費基準を緩和するトランプ政権の決定に支持を表明した上で、さらなる基準の緩和には反対する姿勢を示した。

トランプ政権は3月、2026年までに自動車の燃費を年間1.5%改善させることを義務付ける新たな規則を発表し、オバマ前政権時に定められた年5%の基準を大幅に緩和した。ただ、改善の義務付けを2020年の水準から26年まで凍結するとした2018年の案は採用しなかった。

これを巡り、企業競争研究所(CEI)は4月、基準のさらなる緩和や凍結が必要だとして政権に計画見直しを命じるよう求め、連邦控訴裁判所に提訴していた。