「アマゾン解体のとき」、米テスラのマスクCEOが呼び掛け

Reuters

発行済 2020年06月05日 07:54

更新済 2020年06月05日 10:09

[4日 ロイター] - 米電気自動車大手テスラ (O:TSLA)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は4日、ツイッター上でアマゾン・ドット・コム (O:AMZN)の解体を呼び掛けた。新型コロナウイルスに関する本の著者がアマゾンの電子書籍サービス「キンドル」でセルフ出版を拒否されたと投稿したのを受けた。

マスク氏はアマゾンのジェフ・ベゾスCEOは「正気ではない」とツイート後、「アマゾンを解体する時が来た。独占は間違っている!」と連投。

マスク氏は数日前にツイッターの使用を一時中止すると述べていた。同氏にアマゾンを解体する法的権限はない。

アマゾンはマスク氏の解体の呼び掛けにコメントしなかったが、問題となっているアレックス・ベレンソン氏の「新型コロナ感染症と都市封鎖について報じられていない真実」と題する本に関しては、誤って販売を拒否したとし、現在はキンドルで購入可能になっていると説明した。マスク氏が理由で販売を認めたわけではないとした。