[15日 ロイター] - 米小売大手ウォルマート (N:WMT)は15日、カナダの電子商取引ショッピファイ (TO:SHOP) (N:SHOP)と提携すると発表した。新型コロナウイルス流行に伴う外出制限を背景にオンライン販売への需要が急増したことを踏まえ、オンラインマーケットプレイス事業の拡充を目指す。
提携を通じ、ショッピファイの1200の出品者が年内にウォルマートのマーケットプレイスサイトに加わる見通し。また、中小規模の米企業を同サイトに取り込みたい考え。
ウォルマートが先月発表した第1・四半期(2─4月)決算はオンライン事業の売上高が74%増。さらに、2016年に33億ドルで買収したネット通販ジェット・ドット・コムの廃止を発表した。
ショッピファイの米上場株は6%超上昇。年初からは87%値上がりしている。