ソフトバンクG、スプリントにかかる支配喪失利益7500億円を計上

Reuters

発行済 2020年06月25日 15:46

更新済 2020年06月25日 17:00

[東京 25日 ロイター] - ソフトバンクグループ (T:9984)は25日、米子会社だったスプリント (N:S)とTモバイルUS (O:TMUS)の合併完了に伴いスプリントが子会社でなくなったため、2021年3月期第1・四半期の連結決算で支配喪失利益約7500億円を計上すると発表した。

一方、発行済み株式の5.75%に相当する1億1500万株・5000億円を上限とする自社株買いを同日の取締役会で決議したことも発表した。取得期間は6月26日━2021年3月31日。

SBGは、保有資産の4.5兆円分の売却・資金化計画とともに、2.5兆円規模の自社株買い方針を3月に発表しており、具体的な取得枠を順次設定している。今回の発表分を合わせると1.5兆円の枠が設定されたことになり、5000億円分の自己株はすでに取得した。