[21日 ロイター] - 米軍事用航空機メーカー大手ロッキード・マーチン (N:LMT)は21日、通年業績見通しを上方修正した。第2・四半期(6月28日まで)決算は、新型コロナウイルス感染拡大を受けた供給面の混乱を克服し、最新鋭ステルス戦闘機「F35」を扱う宇宙航空部門の売上高が増加した。
ロッキードは2020年の1株当たり利益は23.75─24.05ドルになると予想。従来見通しは23.65─23.95ドルだった。
第2・四半期の純利益は16億3000万ドル(1株当たり5.79ドル)と、前年同期の14億2000万ドル(同5.00ドル)から増加。一時項目を除く1株利益は6.13ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の5.72ドルを上回った。