Reuters
発行済 2020年07月29日 19:00
[パリ 29日 ロイター] - 仏製薬大手サノフィ (PA:SASY)は29日、2020年の利益見通しを引き上げた。第2・四半期決算がコスト削減と米製薬会社リジェネロン (O:REGN)株の売却で増益となったことを受けた。
通年の1株利益の伸びは6─7%と予想し、これまでの5%から上方修正した。
また英グラクソ・スミスクライン(GSK) (L:GSK)と共同開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、最大6000万回分を提供する契約を英政府と結んだと明らかにした。
第2・四半期決算は純利益が為替レートの影響を除いたベースで5.6%増の16億ユーロ(19億ドル)となった。
上半期に9億9000万ユーロのコスト削減を達成したほか、保有するリジェネロン株20.6%の大半を5月に売却し117億ドルを得た。
一方、第2・四半期の売上高は3.4%減の82億ユーロとなった。ワクチンの販売が6.8%減少した。コンシューマーヘルスケア事業も8%減少した。
リフィニティブのアナリスト予想では純利益が15億3000万ユーロ、売上高は85億ユーロだった。
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が書いた: Reuters
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