中国規制当局、ラッキンコーヒーを処罰へ 不正会計処理で

Reuters

発行済 2020年08月03日 10:25

[北京 31日 ロイター] - 中国規制当局は、同国のコーヒーチェーン大手ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)が不正会計処理を行ったことを確認し、同社を処罰する方針を示した。

5月初めに同社を巡る調査を開始した財政省は31日にウェブサイトに掲載した声明で、ラッキンが2019年4月から同年末までの間に偽のクーポンを通じて22億5000万元(3億2260万ドル)の売り上げを計上したことが判明したと指摘。

さらに同期間に売上高を21億2000万元、費用を12億元、利益を9億0800万元水増ししたことも分かったとし、同社に対し行政処分を科すとした。詳細には言及しなかった。