本日のマザーズ市場では、朝方から買いが先行した。
前日の米国株の続伸や為替相場の円高一服を受けて日経平均が3ケタの上昇でスタートすると、マザーズ市場でも投資家心理が上向いた。
ただ、上値では利益確定の売りが出て、値動きの荒い銘柄も散見され、日経平均に比べるとマザーズ指数はやや伸び悩んだ。
なお、マザーズ指数は続伸、終値としては7月22日以来およそ2週間ぶりに1000pt台を回復した。
売買代金は概算で2048.09億円。
騰落数は、値上がり247銘柄、値下がり69銘柄、変わらず9銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)、売買代金上位のサンアスタリスク (T:4053)が上昇。
イグニス (T:3689)が大幅続伸して年初来高値を更新し、国立がん研究センターとの共同研究を発表したMDNT (T:2370)も急伸した。
また、アーキテクツSJ (T:6085)がストップ高水準まで買われ、VEGA (T:3542)は連日で買い気配のままストップ高比例配分となった。
一方、時価総額上位ではラクス (T:3923)や弁護士コム、売買代金上位ではアンジェス (T:4563)やBASE (T:4477)が下落。
売買代金トップのPSS (T:7707)は買い一巡後に大きく値を崩した。
また、富士マガ (T:3138)は上期業績を上方修正したが、材料出尽くし感もあって下落率トップとなった。