豪航空ヴァージン、従業員の3分の1削減へ 短距離便に経営資源集中

Reuters

発行済 2020年08月05日 10:13

[シドニー 5日 ロイター] - 豪航空会社ヴァージン・オーストラリア・ホールディングス (AX:VAH)は5日、全従業員の3分の1に相当する3000人を削減する計画を明らかにした。身売りで合意している米プライベートエクイティ(PE)投資会社のベインキャピタルの下で事業を再編する計画の一環。

同社の計画によると、保有機のうち米ボーイング (N:BA)の777型機や欧州エアバス (PA:AIR)のA330型機、欧州ATRのターボプロップ機などを手放し、小型のボーイング737型機を使った短距離旅客便に経営資源を集中させる。

ポール・スカラー最高経営責任者(CEO)は発表文で目下の重点課題は国内便と短距離国際便、マイレージプログラムに投資することだと説明。