本日のマザーズ市場では、朝方売りが広がり、マザーズ指数は節目の1000ptを割り込む場面があった。
前日の米国市場ではハイテク株が相場全体の下げを主導し、本日の東京市場もこうした流れを引き継いだ。
ただ、下値では押し目買いも入り、マザーズ指数はやや下げ渋った。
前週のマザーズ指数上昇のけん引役となったハイテク株が値を崩したものの、直近IPO(新規株式公開)銘柄や好業績銘柄の一角には買いが入った。
なお、マザーズ指数は続落、終値でも2%超の下落となったが、節目の1000pt台は維持した。
売買代金は概算で2097.79億円。
騰落数は、値上がり135銘柄、値下がり188銘柄、変わらず3銘柄となった。
個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)、フリー (T:4478)、ラクス (T:3923)などが軟調。
売買代金上位ではリボミック (T:4591)やVEGA (T:3542)が下落し、利益確定売りがかさんだサンアスタリスク (T:4053)やマクアケ (T:4479)は下落率が2ケタに上った。
好決算でも材料出尽くし感から売られる銘柄が相次ぎ、イノベーション (T:3970)が下落率トップ、Amazia (T:4424)がストップ安となった。
一方、直近IPO銘柄のモダリス (T:4883)が売買代金トップで急反発。
同じく直近上場のティアンドエス (T:4055)はストップ高水準まで買われた。
決算発表銘柄でもホープ (T:6195)がストップ高を付け、リグア (T:7090)は連日のストップ高。
時価総額上位では弁護士コム (T:6027)が小幅に上昇した。