「ザラ」のインディテックス、5─7月は黒字転換 店舗販売が上向く

Reuters

発行済 2020年09月16日 17:55

[マドリード 16日 ロイター] - 「ザラ」などのブランドを傘下に擁するスペインのアパレル大手インディテックス (MC:ITX)は、第2・四半期(5-7月)の業績が黒字に転換したことを明らかにした。

ただ、新型コロナウイルスの流行を背景に都市部の店舗で客足が鈍り、売上高は31%減少した。同社は「マッシモ・ドゥッティ」「ベルシュカ」などのブランドも傘下に収めている。

同社は、店舗の98%が営業を再開し、緩やかに正常化に近づいていると表明。オンライン販売が急増しているほか、店舗の販売も上向いているという。

8月1日ー9月6日の店舗・オンライン販売は、為替変動の影響を除くベースで改善傾向が見られた。ただ、前年同期の水準は依然として11%下回った。