Reuters
発行済 2020年09月18日 17:27
[ストックホルム 18日 ロイター] - スウェーデンの通信機器大手エリクソン (ST:ERICb)は18日、米ワイヤレス・ネットワーキングのクレイドルポイントを11億ドルで買収することに合意したと発表した。
エリクソンにとって、過去10年あまりで最大の買収。インターネット・オブ・シングス(IoT)を利用して第4世代(4G)・第5世代(5G)通信網で機器を接続する技術を利用できるようになる。
クレイドルポイントはルーターのほか、サブスクリプション方式で企業にワイヤレス・ネットワーキング・サービスを提供している。ライバルは米シスコ (O:CSCO)。2019年の売上高は12億スウェーデンクローナ(1億3700万ドル)、粗利益率は61%だった。
買収は年内に完了予定。買収に伴い、エリクソンの2021年と2022年の営業利益率は約1%押し下げられる。2022年以降、営業キャッシュフローにプラスの効果が見込めるという。
エリクソンは2022年の連結財務目標に変更はないとしている。
が書いた: Reuters
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