世界の航空旅客予測引き下げ、今年は66%減に=IATA

Reuters

発行済 2020年09月30日 01:25

[パリ 29日 ロイター] - 国際航空運送協会(IATA)は29日、今年の旅客見通しを引き下げた。新型コロナウイルスの感染再拡大や渡航制限で夏期の需要回復がさえなかったことを受けた。

通年の旅客数は前年比66%減少に引き下げ。従来は63%減と予想されていた。

IATAのチーフエコノミスト、ブライアン・ピアース氏は「夏期に見られた改善はおおよそ止まった」とし、8月は旅客数と飛行距離を反映させた数字で75.3%減少。7月は79.5%減だった。