Reuters
発行済 2020年10月08日 19:23
[ロンドン 8日 ロイター] - 英格安航空会社(LCC)のイージージェット (L:EZJ)は8日、前年度(9月30日まで)の通期決算が8億1500万─8億4500万ポンド(11億ドル)の赤字になるとの見通しを示した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、稼働率が計画比25%にとどまったことが要因。通年での赤字計上は1995年の創業以来初めてという。
アナリスト予想は7億9400万ポンドの赤字。
同社は、移動制限が続いているため、2020年末までの稼働率は計画の25%にとどまるとの予想を示した。競合するライアンエア
回復が見通せないため、同社の財務は引き続き圧迫される見通し。ランドグレン最高経営責任者(CEO)は英政府に対し、航空会社に対する支援策の拡大を要請した。
同社は既に6億ポンドの政府借り入れや4500人の人員削減、保有機の売却や増資を通じた資金調達などの措置を講じている。ただ、一段の措置を講じる必要もあるという。
同社は声明で「定期的に手元流動性を見直し、必要があればさらに資金を調達する機会を模索している」とした。
が書いた: Reuters
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