本日のマザーズ市場では、日経平均と同様に利益確定売りに押され、マザーズ指数がマイナスへ転じる場面があった。
ただ、日経平均が買い手控えムードから小安い水準でもみ合ったのに対し、新興株への個人投資家の資金流入が続いたことでマザーズ指数は再度プラスへ切り返した。
BASE (T:4477)などに利益確定売りが出る一方、「ニューエコノミー」銘柄の循環物色が見られた。
なお、マザーズ指数は5日続伸し、連日で年初来高値を更新。
2018年2月以来の高値水準となる。
売買代金は概算で2993.41億円。
騰落数は、値上がり166銘柄、値下がり152銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、オンライン診療を原則解禁とする政府方針が伝わってメドレー (T:4480)が買われたほか、すららネット (T:3998)、AIinside (T:4488)、イオレ (T:2334)などが上昇。
時価総額上位ではフリー (T:4478)や弁護士コム (T:6027)がしっかり。
また、クラウドセキュリティーサービスのHENNGE (T:4475)、GMO (T:9449)傘下で対面決済事業を展開するGMO−FG (T:4051)はストップ高を付けた。